ジェネリック医薬品をお願いして薬代も節約しましょう

不意の医療費は家計にとって大きな負担。普段から病院にかからなくて済むよう、健康にはじゅうぶん注意した生活を送りたいものですが、それでも病気やケガなど、避けられない事態はどうしようもありませんよね。そんなときこそ、ジェネリック医薬品を上手に活用してみませんか?聞いたことはあるけれど使用してみたことはない、という方が大半だと思われるジェネリック医薬品の存在。テレビやラジオのCMでも流れていますし、病院に貼られたポスターをご覧になったことのある方もおられるでしょう。
これは、特許の切れた先発医薬品と同じ成分でつくられた後発医薬品のことで、先発医薬品よりも3〜8割安い値段で販売されているのが普通です。成分が同じなのですから効能も先発医薬品と同様。それがなぜそんなに安くなるのかというと、薬の開発に対して費用がかかっていないというところがミソ。通常、薬の開発には莫大な研究費用と年月とが費やされるため、新薬=ここでいう先発医薬品は、一定の期間、独占的にその薬を製造する特許を得ます。その特許が切れたときに初めて、他の医薬品メーカーが同じ薬を製造することができるようになるのですが、その際にはもう開発研究費がかかりませんから、値段を下げて販売することが可能になる、というわけです。だからもちろん、特許権が生きている間の薬には、ジェネリック医薬品は存在していません。
でも体に使う薬なのに、あまりに安いものは安全性が心配……という声が日本には未だ多く、そのためジェネリック医薬品を使用したことがないという方も多いようです。が、先にも述べたように、基本的に成分自体は先発医薬品と同じもの。しかも特許期間(発売期間)は20年前後のものが多く、それだけ市場で使われている製品であればその成分自体に安全性を認識しても大丈夫だといえるでしょう。しかし、医師や専門家によっては吸収率や効能に若干の差があるため使用はすすめていない、という人も。どちらを選ぶかは患者自身の問題ではありますが、一言、「ジェネリック医薬品で出していただきたいんです」と相談してみると良いでしょう。実際にお金を払うのは私たち患者ですので、医師に任せきりにせず、自分の選択を自分できちんと考えることで上手に医療費を節約していきましょう。

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